『パラサイト 半地下の家族』などの大ヒット映画で知られる韓国の人気俳優チェウシク。
そんな彼にはビジュアルや演技力以外にも、英語が流暢という魅力もあります。
チェウシクの英語力がどれだけ凄いのか、そしてなぜそんなに上手いのか、その秘密に迫っていきます。
注目を集めたチェウシクの英語力
チェウシクの英語力が広く注目されるようになったのは、2021年に放送されたバラエティ番組『ユンステイ』です。
この番組では、外国人宿泊客を相手にする設定だったため、チェウシクの流暢な英語力が存分に発揮されました。
彼は外国人ゲストとスムーズにコミュニケーションを取り、まるでネイティブスピーカーのような英語を披露したのです。
また、『パラサイト 半地下の家族』が第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した際のインタビューでも、チェウシクは通訳なしで英語でのインタビューをこなしていました。
チェウシクが英語ネイティブなのはカナダ移住が理由
チェウシクの英語力の源は、彼の少年時代にさかのぼります。
1990年3月26日に韓国で生まれたチェウシクは、12歳という多感な時期にカナダへ移住しました。具体的には、カナダのブリティッシュコロンビア州コキットラムという地域で暮らし始めたのです。
この環境の変化は、チェウシクの人生に大きな影響を与えました。英語圏での生活を通じて、彼は短期間で英語をマスターしていきました。
カナダでの日常生活や学校教育を通じて、自然と英語を身につけていったのです。
チェウシクはカナダのトップ大学に入学するほどの秀才
チェウシクの英語力は、日常会話レベルにとどまりませんでした。
彼はカナダの名門大学として知られるサイモン・フレーザー大学に進学しています。
毎年Maclean’s誌上で発表されるカナダ国内の総合大学ランキングにおいて、2008年度から2016年度にかけて、9年連続でサイモン・フレーザー大学第1位を獲得しているほどで、チェウシクはこの期間に在学していたので、本当に秀才です。
さらに、大学時代のチェウシクの成績は驚異的でした。
彼自身の言葉を借りれば、「ほとんどの科目でAからA+の成績を取っていた」そうです。
「頭が悪くはなかった」と謙遜していますが、この発言からも彼の学業での優秀さがうかがえます。
韓国芸能界でデビューするためにJYPエンターテインメントと専属契約を結び、サイモン・フレーザー大学を中退しましたが、チェウシクなら何をしていても成功していそうですよね。