韓国期待の若手俳優として活躍するイジュニョンは元アイドルで、U-KISSというグループに属し、実は主に日本で活動していました。
イジュニョンは経歴がユニークでとても面白いので、そんな彼の人生を詳しく紹介していきます。
2024年、2025年と数々のドラマへの出演が決まっていて、本格ブレイクするのが非常に楽しみです。
イジュニョンのプロフィール基本情報
名前 | イ・ジュニョン(韓国語表記:이준영 / 英語表記:Lee Jun-young) |
本名 | イ・ジュニョン(韓国語表記:이준영 / 英語表記:Lee Jun-young) |
生年月日 | 1997年1月22日 |
出身地 | ソウル特別市 城東区 |
高校 | ソンス高校 中退→高等学校卒業学歴検定試験 合格 |
大学 | ぺジェ大学 演劇映画学科 |
事務所 | BLADE ENTERTAINMENT |
身長/体重 | 185cm/68kg |
血液型 | AB型 |
MBTI | INFP→INTJ |
家族構成 | 父、母、妹 |
趣味 | ボウリング、サッカー、異種格闘技、絵を描く |
インスタ | real_2junyoung |
イジュニョンのデビュー前!アイドルになるまでの道のり
イジュニョンは小学生の時、ミュージカル『B-BOYに恋したバレリーナ』を見てダンスに興味を持ち、ダンサーを夢見るようになりました。
両親は最初ダンサーになることに反対していましたが、数ヶ月間の努力を見て許してくれたそうです。
他の事務所でアイドルデビューチームに入ったこともありましたが、デビュー直前に挫折したり脱落したり、現実は甘くありませんでした。
その後、バックダンサーとして活動していましたが、両親の勧めと振付師の推薦でU-KISSの新メンバーを募集するオーディションに応募したそうです。
すると、満場一致でイジュンヨンが新メンバーに選ばれました。
2018年8月、U-KISSの10周年V LIVEで「デビュー前は歌手という夢をほとんど諦めていて、U-KISSのメンバーにならなかったら今も一生懸命ダンスをしていただろう」と話しているので、これがイジュニョンにとっての大きな人生のターニングポイントだったことがわかります。
2014年4月に行われたU-KISSの日本コンサートのビハインド映像に登場し、2014年5月15日、所属事務所が公式にイジュニョンをU-KISSの新メンバーとして公開しデビューを果たしました。
イジュニョンのアイドル時代!日本での活動がメインでした
U-KISSとしてのイジュニョンの活動
U-KISS韓国では毎年1枚アルバムを出す程度で、活動期間のほとんどを日本で過ごしていました。
こういった経緯からイジュニョンは日本語が非常に上手いです。
U-KISSではジュンという名義で活動していて、ポジションはリードラッパー、サブボーカル、リードダンサーを担当していました。
ボーカルもラップも上手いのですが、U-KISSにラッパーが少なくボーカルが多かったので、主なポジションはラッパーとなりました。
ラップのときは低音のハスキートーンですが、歌うときは比較的高音で澄んだ音色の声を出すのが特徴で、本人は自身を「歌うラッパー」と定義するほど、ラップとヒップホップ音楽に愛着があります。
2021年6月、当時の事務所NH EMGとの専属契約満了に伴い、U-KSSの活動を終了し脱退しました。
UNB&ソロとしてのイジュニョンの活動
イジュニョンは、アイドル再起プロジェクト「The Unit」を通じて結成されたアイドルグループUNBでも2018年から活動しています。
UNBでのポジションはメインボーカル、サブラッパー、リードダンサーでした。
UNBは2019年1月の日本コンサートを最後に活動終了してしまいましたが、イジュニョンは2019年4月にシングル『Phenomenal World』で日本ソロデビューしています。
このようにイジュニョンは何かと日本に縁があり、ダンサー→アイドル→俳優という経歴を経て今の彼があります。
イジュニョンが俳優に転向した理由は?演技の練習はどうしてたの?
意外なことに演技を始めるきっかけは、MVの表情などの撮影で、他のメンバーよりもかなり時間がかかったしまい、負けず嫌いな性格もあって鏡を見ながら練習したことだそうです。
この自主練を始めたことで、次のMVの撮影時間が短くなり、努力が報われてのが嬉しく、同時に「言葉と感情を混ぜるとどうなるんだろう」とどんどん演技に興味を持っていきました。
こうして、映画やドラマの台本を手に入れて独学で練習し、2015年からオーディションに挑戦し続け、2017年に初めて合格してドラマ『甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~』で俳優としてデビューしました。
イジュニョンは俳優デビュー前に一度も演技を習ってないですが、2015年にU-KISSのケビンが主演する日韓合作ミュージカル『ON AIR~夜間飛行~』や、DJ DOCの音楽を中心にしたヒップホップミュージカル『RUN TO YOU~Street Life~』に出演したりして、演技経験を積んでいました。
他にも、2016年には、20歳の青年たちが大人の世界を生きる中で経験する痛みを描いた独立映画『悲しみより痛い』を撮影しましたが、この作品はいまだに未公開となっています。
デビュー2作目の『別れが去った〜マイ・プレシャス・ワン〜』出演前に5回だけ演技の授業を受けてみたようですが、現場で先輩たちの演技を見て学ぶ方がいいと思い、それ以降も演技は習っていないそうです。
ダンスもボーカルもラップもできて、演技も見よう見まねでできてしまうなんて、イジュニョンは本当に器用ですよね!
イジュニョンの俳優としての経歴!本格ブレイクも時間の問題?
2017年5月に、ウェブドラマ『不思議の国の特別な食事』にコンビニ店員役で出演しましたが、出演時間はわずか1分程度で、役名もないエキストラのような役だったので、こちらはデビュー作にはなっていません。
デビュー作『甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~』では、復讐クラブの唯一の男性メンバーであり、会社の後継者の座を狙うために婚外子の自分を利用しようとする父親に復讐するスギョム役を演じ、この役がかなりフィットしていたこともあり、いきなり俳優として知名度を上げました。
クォンソクチャン監督は特別な演技をしなくてもイジュニョンがスギョムのキャラクターイメージに合っていたからオーディションでキャスティングしたと言っています。
続く2018年の『別れが去った〜マイ・プレシャス・ワン〜』では、恋人との間にできた子供を拒否し、さまよう浮気者の大学生のハンス役を演じ、MBC演技大賞新人賞を受賞しました。
2020年には2019年にも参加していたミュージカル『スウェグエイジ: 外叫び、朝鮮!』のアンコール公演に再び参加し、韓国ミュージカルアワードの男性新人賞も受賞しています。
2021年8月には、Netflixオリジナルドラマ『D.P. -脱走兵追跡官-』で脱走兵チョン・ヒョンミン役を演じましたが、役名と設定はドラマ公開前まで非公開で、原作者であるキムボトンのSNSコメントを通じて強烈な役だとだけ知らされていました。
『D.P. -脱走兵追跡官-』で激しいアクションシーンをこなすために、撮影前にアクションスクールでジュノ役のチョンヘインと共にボクシングを習っていたそうです。
2021年のドラマ『君の夜になってあげる』で夢遊病を患っているバンドボーカルのユン・テイン役を演じましたが、役をこなすために撮影に入る前からギターとピアノのレッスンを受け、メインボーカルとして多くの歌をドラマ内で歌いました。
この辺りもアイドルとしての経験が生きた役柄でいいですよね!
そして、2024年は『ロイヤルローダー/予期せぬ相続者』と『私は堂々とシンデレラを夢見る』に主演、さらにすでに2025年もNetflixドラマ『本当にお疲れ様でした』『弱いヒーロー クラス2』『メロムービー』の3本に出演予定となっています。
始まったばかりの『私は堂々とシンデレラを夢見る』は、1話が特別公開されているので、時間のある方はぜひ見ていってください!
この勢いでイジュニョンがさらなるブレイクをするのも時間の問題かもしれません。
イジュニョンの出演作品(ドラマ・映画)紹介
イジュニョンの出演ドラマ一覧
2017年『不思議の国の特別な食事』(ウェブドラマ)
2017年『甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~』イ・スギョム役
2018年『別れが去った〜マイ・プレシャス・ワン〜』ハン・ミンス役
2019年『潜入弁護人 〜Class of Lies〜』ユ・ボムジン役
2020年『恋のプログラミング 〜ダメ男の見分け方〜』チョン・グッキ役
2021年『イミテーション』クォン・リョク役
2021年『D.P. -脱走兵追跡官-』チョン・ヒョンミン役
2021~2022年『君の夜になってあげる』ユン・テイン役
2022年『百人力執事〜願い、かなえます〜』キム・テヒ役
2023年『マスクガール』チェ・プヨン役
2024年『ロイヤルローダー/予期せぬ相続者』カン・イナ役
2024年『私は堂々とシンデレラを夢見る』ムン・チャミン役
2025年『本当にお疲れさまでした』
2025年『弱いヒーロー Class2』クム・ソンジェ役
2025年『メロムービー』ホン・シジュン役
イジュニョンの出演映画一覧
2022年『モラルセンス〜君はご主人様〜』チョン・ジフ役
2023年『勇敢な市民』ハン・スガン役
2024年『バッドランド・ハンターズ』チェ・ジワン役
イジュニョンの知って得する?豆知識
・父親が時折X(旧Twitter)にイジュニョンの幼少期の写真や現在の写真を投稿してくれる
・料理が好きで、最も得意な料理はペペロンチーノ
・ベジタリアンではないが、肉類があまり好きではない
・好きな食べ物は海鮮とピザ
・熱心なプロテスタント信者
・右目の下に涙ボクロと傷がある
・過去に「ドド」という名前のマルチーズを飼っていたが、『おジャ魔女どれみ』のキャラクター「ドド」から名前を取った
・絵を描くのが趣味で、2019年7月には共同展示会を開催して、アマチュア作家としてデビューすると、展示した絵はすべて完売した
・ファッションが好きで色んな服をファンに見せたいから、インスタにはセルフィーよりも全身写真をアップしている
・俳優としてのロールモデルはファンジョンミン、チョジヌン、マドンソク(見る人を引き込みながらも自然な演技をする俳優になりたい)
・実年齢より年上に見られることが多く、中学生の頃からそうだったという
・2021年8月25日の21時過ぎ、スケジュールを終え家に向かう途中、飲酒運転の車を見つけると、約1時間追跡し警察に引き渡した