韓国の次世代女優として注目を集めているコミンシ。
彼女は独特の魅力と高い演技力で注目を集め、今や韓国を代表する若手女優の1人となっています。
そんなコミンシは女優になるまでの道のりも独特で、知れば知るほど魅力的な女優なので、1人でも多くの方に彼女の魅力が伝われば嬉しいです。
コミンシのプロフィール基本情報
名前 | コ・ミンシ(韓国語表記:고민시 / 英語表記:Go Minsi) |
本名 | コ・ミンシ(韓国語表記:고민시 / 英語表記:Go Minsi) |
生年月日 | 1995年2月15日 |
出身地 | 大田広域市 |
高校 | イェール美容高校 |
事務所 | MYSTIC STORY |
身長/体重 | 160cm/45kg |
血液型 | AB型 |
MBTI | INFJ |
家族構成 | 父、母 |
趣味 | カメラ、水泳、バレエ |
インスタ | gominsi、yedamgominsi(趣味の写真用アカウント) |
高卒ウェディングプランナーだったコミンシが女優を目指す
コミンシが女優を目指すきっかけとなったのは、小学生の時に見た年末の授賞式でした。
賞を受け取る俳優たちのときめきと震えが自分にも伝わってくるような感覚を覚え、「いつか自分もあの場所に立っているだろう」と感じたそうです。
しかし、女優になるための具体的な方法がわからず、ソウルに住まなければ女優になれないと思い込んでいたため、しばらくの間はただ時間が過ぎていきました。
内向的な性格のため演劇部に入る勇気もなく、ただ夢見ているだけだったと言います。
高校卒業後は、両親の勧めもあり安定した職業を選択。
当時、将来性がありそうという理由でウェディングプランナーの仕事を始めます。
しかし、社会人生活を送りながらも心の片隅で女優を夢を見ていたコミンシは、「このままだと後悔する」という思いが強くなり、2年ほど働いた後に退職を決意し、両親の強い反対を押し切り大田から上京しました。
両親には「今まで一生懸命生きてきたように、新しい分野でも一生懸命頑張るから、1年だけ見守ってほしい」と頼んだそうです。
上京後、数多くのオーディションを受けましたが、なかなか合格できませんでした。
ただ、そこで諦めずに行動を続け、チャンスを掴み、女優になるという昔からの夢を叶えます。
コミンシの下積みから現在までの経歴!大ブレイクは時間の問題か
デビュー初期(2016年〜2017年)
コミンシの女優としての第一歩は、2016年に自身で制作した短編映画『平行小説』でした。
この作品で第4回SNS 3分映画祭で大賞を受賞し、才能を認められます。
同年、ウェブドラマ『72秒ドラマ』に出演し、この作品がきっかけで、現在の所属事務所MYSTIC STORYと契約を結びました。
本格的な女優デビューは2017年のドラマ『狂気的な彼女』で、その後も『完全無欠』『青春時代2』『メロホリック』に出演し、着実に経験を積んでいきました。
注目を集め始める(2018年〜2019年)
2018年のドラマ『ライブ~君こそが生きる理由~』で時に無愛想だが心の深い娘ソンイ役を演じ、リアリティあふれる感情演技を見せます。
特にデートDVによって父親と葛藤を経験するエピソードが大きな話題を呼びました。
同年の映画『The Witch 魔女』では、主演キムダミの友人役ミョンヒを演じ、暗い雰囲気の映画の中で最も台詞が多く明るいキャラクターとして、存在感を示し、第55回大鐘賞映画祭女優助演賞にノミネートされました。
2019年のドラマ『シークレット・ブティック』で初の地上波メインキャストに抜擢。
優れた実力を持つ注目のアマチュア囲碁棋士ヒョンジ役を演じ、2019年SBS演技大賞で新人賞を受賞しました。
ブレイク(2020年〜2022年)
2020年、Netflixオリジナルシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』に出演し、高校生ウニュ役を演じました。
この役のために7ヶ月間バレエを習い、14kg減量するなど徹底的な準備をしたかいもあって、彼女の演技は高く評価され、この作品は韓国ドラマ史上初めてアメリカのNetflixトップ10にランクインし、コミンシの名前を国内外に広く知らしめるきっかけとなります。
そして、2021年のドラマ『五月の青春』で初のメイン主演を務め、看護師ミョンヒ」を演じると、方言の上手な使い用いと細やかな表情演技で絶賛されました。
この作品で2021年KBS演技大賞で優秀賞とベストカップル賞を受賞しています。
さらなる飛躍へ飛(2023年〜現在)
2023年には、コミンシがブレイクするきっかけにもなった『Sweet Home -俺と世界の絶望-』のシーズン2があり、さらに『密輸 1970』で初の商業映画メインキャストも務めました。
この『密輸 1970』ではオップン役を演じると、特有の愛嬌と天然ボケのコミカルな演技で存在感を示し、第32回釜日映画賞女優助演賞、第44回青龍映画賞新人女優賞、第28回春史国際映画祭新人女優賞など、多数の賞を受賞しています。
2024年は『Sweet Home -俺と世界の絶望-』のシーズン3への出演、そして『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』にもメインキャストで出演するので、今後のさらなる活躍に期待です。
バラエティでの活躍にも期待
2024年6月28日から放送される人気バラエティ番組『ソジンの家』シーズン2に、兵役に行ってしまうBTSテテの後任としてコミンシが出演することが決定しました。
ドラマだけでなく幅広く活動することで、彼女の魅力がさらに引き出され、大ブレイクとなる可能性も秘めています。
コミンシの出演ドラマ・映画を紹介(※出演予定も含む)
コミンシの出演ドラマ一覧
2016年『72秒ドラマ シーズン3』
2017年『狂気的な彼女』ソンギョン役
2017年『完全無欠』ヘナ役
2017年『青春時代2』オ・ハナ役
2017年『メロホリック』チュ・ヨジン役
2018年『ウラチャチャ My Love』イ・ミナ役
2018年『ライブ~君こそが生きる理由~』オ・ソンイ役
2018年『忘れられた季節』チェ・ジヨン役
2018年『空から降る一億の星』イム・ユリ役
2019年『恋するアプリ Love Alarm』パク・クルミ役
2019年『シークレット・ブティック』イ・ヒョンジ役
2020年『Sweet Home -俺と世界の絶望-』イ・ウニュ役
2020年『告白しない理由』ソ・ユンジャン役
2021年『恋するアプリ Love Alarm シーズン2』パク・クルミ役
2021年『五月の青春』キム・ミョンヒ役
2021年『智異山~君へのシグナル』イ・ダウォン役
2023年『Sweet Home -俺と世界の絶望- 2』イ・ウニュ役
2024年『Sweet Home -俺と世界の絶望- 3』イ・ウニュ役
2024年『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』ユ・ソンア役
未定『私も反対する私の恋愛』(検討中)
コミンシの出演映画一覧
2016年『平行小説』
2018年『チーズ・イン・ザ・トラップ』
2018年『The Witch 魔女』
2019年『鳳梧洞(ポンオドン)戦闘』
2020年『セットプレー』
2022年『別れる決心』
2023年『密輸 1970』
コミンシの魅力は演技力と独特なオーラ!そして演技への愛も
コミンシの魅力は、その多様な演技力と独特の雰囲気にあります。
彼女は出演作ごとに見事な変身を遂げ、同世代の女優たちが持ち得ない独特のオーラを放っています。
特筆すべきは、コミンシのスタイリングと演じる役柄によって容易にイメージが変わる点です。
彼女の顔には、ウサギ、猫、犬の特徴が全て見られるという反応が多く、この多様性が彼女の演技の幅広さにもつながっています。
そんなコミンシの演技力については、大女優のキムヘスが「役割が小さいと、一度見えるときに上手くやらなければならないという欲張りな気持ちで全体の流れを感じ取れず、緩急の調整が難しいこともありますが、『どうしてあんなに上手なんだろう』と思うほど演技をとてもよくこなします。そういう部分で本能的に賢い女優です。」と絶賛していたほどです。
コミンシは「私にとって演技をしている時が最も自由で幸せな瞬間です」と語るほど、女優という職業が彼女の天職で、台詞を見て「どうすれば上手く表現できるだろうか」と考える時に、自分が生きていると感じるそうです。
映画『密輸 1970』のリュスンワン監督が「コミンシは、同世代の俳優たちとは違って、撮影が終わってもカメラの前を離れません。」と話すエピソードからも、彼女の演技への情熱、演技を愛する気持ちが伝わってきます。
コミンシはMBTIの結果が変わりやすく、ザAB型の性格
コミンシのMBTI性格タイプは、INFJ(内向型・直感型・感情型・判断型)です。
以前はENTP、ENTJ、ENFJと変化していましたが、最近ではINFJと判定されました。
コミンシ自身、MBTIの結果が毎回変わるため、血液型をより信頼していると語っています。
彼女はAB型で、外向的に見えることもあるが、1人でいるときは色々と考えてしまい、悩みが次々と生まれてその中に埋もれていくタイプだと説明しています。
また、「実際の私の性格は、がさつで男っぽい方です」と話していて、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』で共演したパクギュヨンはコミンシの性格について「ミンシは本当に優しくて、人格も素晴らしく、ポジティブに生きている人のようです」と言っています。
コミンシのファンなら知っておきたい雑学
・NewJeansのファンで、おすすめ曲として「Hype Boy」「Super Shy」などを挙げている
・好きな色は青、ミント、白、黄色である
・好きなおやつは干し柿、焼き芋、かぼちゃ餅
・好きなお菓子はトーレスのトリュフポテトチップス、コブクチップ、セウカン(韓国のカッパえびせん)
・映画『密輸 1970』の舞台挨拶の移動中、共演者たちとコブクチップのスパイシー味を奪い合って食べる写真と動画を撮ってInstagramに投稿して、製造会社のオリオンから感謝の意を込めて大きなコブクチップが送られてきた
・パンが大好きで、一番好きななのはクロワッサン
・ハワイアンピザは好きではないがミントチョコラテは好き
・バスキン・ロビンス(31)のお気に入りは「사랑에 빠진 딸기(恋に落ちたイチゴ)」
・夏より冬、クリームたい焼きよりあんこたい焼き、チキンよりピザ、アディダスよりナイキ、メッセージより電話、猫より犬が好き
・「花は地球が演奏する音楽だ」と表現するほど花が好きで、最も好きな花はジュリエット・ローズで、将来結婚することになれば、ジュリエット・ローズをブーケに使いたい
・香りのするものが好きで、作品を撮影するときも香水をよく使うが、『五月の青春』を撮影するときは、キャラクターに完全に集中するために香水を付けなかった
・映画監督クエンティン・タランティーノのファンで、作品からインタビューまで全て調べた
・Netflixのおすすめ作品として『ブラック・ミラー』『The OA』『オザークへようこそ』を挙げた
・最も好きな映画は1996年の『ラヴソング』で、マギー・チャンの作品を見てると女優として多くのインスピレーションを受けるという
・キャラクターも多く、各俳優の演技を見て学ぶことが多いので、ドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』」シーズン1を8回も見た
・ドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン1でウニュを演じるために7ヶ月間バレエを習い、撮影が終わった後も引き続きバレエを学んでおり、これ以外にもヨガとピラティスを継続的に行っている
・登山が好きだが、頻繁な登山で膝を痛めてから登山を休んでいる
・『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2の撮影に入る3ヶ月前から撮影が終わるまでアクションスクールに通いながらトレーニングを受けた
・『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』のソンア役を演じるために水泳を習い始め、撮影が終わった後も趣味として続けている
・憧れのロールモデルとしてチョンドヨンとイボヨンを挙げている
・特にイボヨンが執筆した「愛の時間たち」という本を読んで大きな慰めを受けたという。
・作品を選ぶとき、作品自体のメッセージやキャラクターの活躍が目立つかどうかを主に考慮するが、特に底辺から自分の力で目標を達成した主体的な人物に惹かれるという
・作品に出演していないときは、ほとんどの時間を読書して過ごす
・バケットリスト(人生でやりたいことリスト)に本を出版することがある
・特技はイヒョリの笑った時の目の真似、足の指でビンの蓋を開けること
・韓国ではキムミニ、チョユニ、ミンヒョリン、イヒョリ、BLACKPINKのジェニに似ていると言われることが多い
・右目の下に涙ぼくろがある。