1993年5月19日生まれのチェジョンヒョプは本来なら、基本的には2021年5月19日まで、遅くても2023年5月19日までに兵役に就かなければいけませんでしたが、彼は兵役免除され、ブランクを作ることなく俳優として活躍できています。
なぜチェジョンヒョプは兵役免除になったのか、詳しく紹介していきます。
チェジョンヒョプが兵役免除になった理由は?
結論から言うと、チェジョンヒョプはてんかんという持病を持っていて、この闘病中のために5級戦時勤労役(現役は免除)の判定を受け、兵役免除になりました。
5級戦時勤労役は役2年間の兵役にはいかず、有事時出動となるとものです。
チェジョンヒョプは高校時代に南アフリカに留学していた経験があり、そのときに倒れてしまいてんかんの発作が起こってしまい、その後も度々泡を吹いて倒れてしまうことがあったそうです。
ただ、初めてのうちはダイエットのせいで貧血になって倒れたぐらいに思っていたそうです。
南アフリカで何があったのか、詳しくはわかりませんが本当に怖いですよね。
そして、2018年にてんかん持ちの診断を受け、兵役が免除になったのですが、実はチェジョンヒョプは完治後に入隊することを希望していました。
しかし、再度検査を受けてもてんかんの判定は変わらず、今でも薬を服用して生活しているそうです。
チェジョンヒョプが病気名まで公表した兵役免除の理由を説明したのはなぜ?
持病などは非常にプライベートな情報で、無理に公表しなければいけないものではありません。
それにもかかわらず、チェジョンヒョプが詳細に話してくれたのには理由があります。
韓国社会にとって、兵役は非常に大きなイベントの1つで、20代という大事な期間のうち役2年を捧げなければならないので、行かなくていいなら行きたいくないのが大半の人の正直な気持ちだと思います。
特に芸能人やスポーツ選手となれば、人気や実力への影響がすごいので、行きたくない人ばかりでしょう。
実際、韓国の芸能界やスポーツ界では不正なお金を払うことで虚偽の診断書をもらって提出し、兵役を免れようとする人たちがいて、これも大きな問題になっています。
そしてもちろん、不正に兵役を免れようとしようものなら国民からの人気を失います。
こういった背景もあり、チェジョンヒョプは自らの病気をしっかり説明したのでしょう。
チェジョンヒョプの持病てんかんってどんな病気?症状や原因は?
てんかんってどんな病気なの?
てんかんは、脳の病気です。私たちの脳は、神経細胞のスイッチがバランスよくオンとオフを繰り返して、 正しい情報のやりとりや体を動かす命令を出したりしています。
てんかんは、大脳の神経細胞の多くに、いっせいにスイッチが入ってしまい、バランスがとれなくなってしまうことで、 さまざまな症状(発作)を引きおこしてしまう病気です。
てんかんは子どもから大人まで発症する病気です。
てんかんを持つ人の割合はおよそ100人に1人といわれています。日本には約100万人のてんかん患者さんがいると考えられており、てんかんはとても身近な病気だといえます。 てんかんは、発症の原因もさまざまですが、治りやすさ(予後)もさまざまです。
https://epilepsy.eisai.jp/about.html
日本でも100万人がてんかんを患っていると聞くと、結構多くの人がてんかんで苦しんでいるんですね。
治りやすさもさまざまということなので、チェジョンヒョプが少しでもよくなるのを願うしかありません。
てんかんの具体的な症状は?
てんかん発作の具体的な症状は次のようなものがあるそうです。
・倒れて痙攣する
・力が抜けて転ぶ
・手足が一瞬痙攣する
・ぼんやりして一点を見つめる
・体の一部がピリピリする
・口をもぐもぐさせる
・うろうろ動き回る
・光や色が見える
・何かがこみ上げるような感じ
・不安感、恐怖感に襲われる
このように色々な症状があるそうですが、「倒れて痙攣する」が最も一般的なもので、チェジョンヒョプもこの症状に苦しんでいそうです。
てんかんの発症原因は?
こちらがてんかんの発症原因をグラフで表したものですが、現代医学でも65.5%もの原因は解明できていない謎の多い病気のようです。
チェジョンヒョプの場合は、素因性かまだ解明されていない原因の可能性が高そうです。